うど

う ど
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 う ど
「うどの大木」の語源が面白い

★やまうど★
 春を代表する山菜のひとつ、相当古くから食用にされていて、畑でも多く栽培されてきました。畑で栽培されているものを「うど」、天然に自生しているものを「やまうど」と呼びますが、本来はおなじものです。

 栽培用に更に開発されて、土の中のトンネルで栽培されて、天然の「やまうど」とは、程遠い物が販売されています。栽培用は日を当てずに、色を白く、柔らかく、癖がなく大きく育てられていますが、天然の「やまうど」は、日当たりを好み、傾斜地に育ち、青く、香味が強く、「うど」にくらべますと比較的細く小さい物がほとんどです。

 栽培用は、地中の茎(根)を食べるのに対して、「やまうど」は、根は短く、根から掘りあげることはなく、地上に芽出した茎を食べます。栽培の「うど」と、天然の「やまうど」こそは、野菜と山菜の違いがわかるほど味や香りの違いが鮮明に表れる代表的な山菜です。

★うどの大木★
 体が大きくて、役に立たないことを、「うどの大木」と言います。

 本来「うど」は、古くから、大事な食料として栽培もされてきたものです。その味は美味しく、またいろんな料理に利用できたことから、若くてこんなに利用できるのだから、大きくなればもっともっと利用価値はあるだろうと、期待されてきたのに、おおきくなった「うど」をみると、背丈は2mぐらいもあるのに、冬には枯れてしまって何の役にも立たなかったため、そう呼ばれたのです。

 「うどの大木」の意味には、ただ大きくて、何の役にも立たないという意味ではなく、若いときは、あれほど活躍し、皆の期待を背負っていたのに、成長するにしたがって、期待を裏切ってしまった。という意味のほうが正しいのです。

 後でこのような、陰口を叩かれるほど、若い「うど」の芽は、美味しいということです。

★やまうど★
 やまうどは全国どこでも見られる山菜です。日当たりを好み、傾斜地に生えていることが多く見受けられます。前年の枯れた茎から、見つけることも多く、2〜3本束になって生えています。

 若い芽は20〜30cmぐらいが一番美味しく、食べごろです。全体に粗い毛が体を覆って、成長しますと2mぐらいになります。夏の終わりに淡い緑色の小花を咲かせます。

 秋に球形の小さい実が黒く熟します。通常山菜採りは、「○○採り」に行くと言いますが、「やまうど」は、そうは言いません、群生していることはなく、山全体のあちらこちらに点々と生えているため、必ず採取できるとは限らないからです。

 普通は偶然に採取できることが多いのです。前年の採取場所や、経験上の場所からの、採取であって、ただ山を歩いていての、採取はできません。永年山に慣れ親しんだ人でないと採取できない山菜なので、プロ好みの山菜ともいえます。
 
★ 食べ方★
 採取したばかりの「やまうど」を、その場で、皮を剥いて、生のまま味噌をつけて食べるのが一番美味しい食べ方です。

 春のシーズンになりますと、車には必ず味噌を持参いたします。皆さんも是非「生」のものを、皮を剥いて、食べてみてください。美味しくて、一本ぐらいは必ず食べることでしょう。

 この美味しさをいただくために、いつでも食べられる準備をしておくわけです。また「やまうど」は相当遅くまで食べられます。一見食べられないような大きくなった「やまうど」は、「きんぴら」にして食べます。

 「きんぴら」は、採取した「やまうど」を、皮ごと、薄く切り利用いたします。これがなかなかの味なのです。生で食べる、皮ごと「きんぴら」にする。それから忘れてならないのが「味噌漬け」です。

 とってきた「やまうど」を、そのまま味噌に漬け込んでしてしまうのです。こうするといつでも美味しい、「やまうど」の味が楽しめます。これがお奨めする「やまうど」の美味しい食べ方です。
 
山菜の中でも、利用価値が高く、多くの方が好む山菜です。どのような料理にも合い、独特の香りも好まれる。栽培用のうどと、天然のうどとは、山菜と野菜の違いがはっきりわかるほどの違いです。個性的な野趣味あふれるこの味は、山菜の味の王様でしょう。


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