サルノコシカケ

サルノコシカケ
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●サルノコシカケ
サルノコシカケはきのこの一種

 サルノコシカケは、昔からガンに対する効果が大きいということで民間療法として大いに用いられてきました。現在でも愛用者は多く、その効果は医学的にも認められています。

 キノコ類は特別に抗がん効果や、免疫力を高める効果が大きいということでいろんな研究が盛んに行われています。その中でもサルノコシカケ類は、特に研究が盛んです。また市販でも、「サルノコシカケ」の仲間の「メシマコブ」とか「マンネンタケ」とか、「レイシ」とか「カワラタケ」とかが特別に効果があるように、大々的に宣伝販売がされています。自然で育ったものには、それを摂取する人間に対して大きな力を与えてくれます。

・・・・・・・サルノコシカケってなぁに・・・・・・・
 サルノコシカケはきのこの一種です。でも普通のきのこは,季節が来て発生するのにサルノコシカケは、一年中生えているのです。枯れた木や、枯れて倒れた木に発生することが多いのですが、生枯れ木にも発生します。大きいサルノコシカケの仲間は、木に発生している状態が半円形の形をしており、ちょうどサルが腰をかけるイスのように見えたことから、この仲間がサルノコシカケと呼ばれるようになりました。サルノコシカケの仲間は多く、いろいろな名前のサルノコシカケがあります。

・・・・・・・サルノコシカケの種類・・・・・・・
 サルノコシカケには種類がおおく、姿形もさまざまです。一般的にはどのサルノコシカケかは普通には判断がつきません。ここではサルノコシカケの中でも、ブナの木に発生することが多い「ブナサルノコシカケ」「コフキサルノコシカケ」を扱っています。双方とも奥山での採取で、なかなか採取は困難です。とくに「コフキサルノコシカケ」は、発生数が少なく、採取しにくいために、採取量は限られています。またいろいろ耳にする霊芝(レイシ)、メシマコブ、アガリクスなどもサルノコシカケの仲間です。

・・・・・・・ブナサルノコシカケ・・・・・・・

 こちらでは、サルノコシカケというとこの「ブナサルノコシカケ」のことをいいます。「ブナサルノコシカケ」は主にブナの木に発生するのですが、ブナの木に発生する以外トチの木、ナラの木、ニレの木、白樺の木等多くの広葉樹の木に発生します。

 発生状態の特長は、生枯れ木に発生して木の栄養を吸い取り、木が枯れると自分も死滅してしまいます。木が枯れすぎている場合や、枯れて倒木した木には死滅した「ブナサルノコシカケ」が付着していて、触れるとボロッと、壊れてしまいます。ほとんどの「ブナサルノコシカケ」は立ち枯れ木に発生し、倒木に発生することは稀な「サルノコシカケ」です。

 この「ブナサルノコシカケ」は、きのこ参考書や図鑑上では、「ツリガネタケ」の、大型サイズとして扱われていますが、この「ツリガネタケ」とは幼菌状態も、成長した状態も全く違うもので、「ツリガネタケ」ではなく、「ブナサルノコシカケ」という別の種類のサルノコシカケです。

・・・・・・・コフキサルノコシカケ・・・・・・・
 ブナなどの木に発生することが多く、こちらでは「ブナサルノコシカケ」と、同一種類として扱われていますが本来は違うサルノコシカケです。サルノコシカケの仲間でも特に知名度が高く、コフキの意味はココア状の粉を吹くことから「粉ふき」がなまって「コフキ」になったと言われています。

 「ブナサルノコシカケ」と比較すると倒木にも付着していることもあり、大きいものは50〜60cm大にもなります。また木に接している石つき面も「ブナサルノコシカケ」に、比較しますと広く、木から剥ぎ取ることは容易にはできません。発生量も少なく、また容易には木からとることはできませんので、採取量はとても少ない「サルノコシカケ」です。サルノコシカケの愛用者にはこの「コフキサルノコシカケ」を、求める方が多くいます。
 



   ぶなさるのこしかけ こふきさるのこしかけ

 ぶなさるのこしかけの発生状況

「ブナサルノコシカケ」はおもに、ブナの立ち枯れ木に発生します。発生場所はブナの立ち枯れ木で、奥山であり、高くて手の届かぬところだったり、また成長が遅いため、多くの採取は困難です。図鑑などでは「ツリガネタケ」の大型サイズと紹介されていますが、「ツリガネタケ」とは、幼菌も、成長状態も、断面も全く違い、同一種類とは考えられません。いろんな文献で癌などの効能に効くサルノコシカケの種類に、「ツリガネタケ」がありますが、この「ブナサルノコシカケ」を指していると考えられます。ブナの木以外の広葉樹の木にも発生することもあり、トチの木や、ナラの木、白樺の木、ニレの木などにも発生します。「ツリガネタケ」などは、倒木に発生するのに対して、「ブナサルノコシカケ」は、めったに倒木に発生することはありません。生立ち枯れ木などには若い威勢の良い「ブナサルノコシカケ」が、発生しているのに対して、古い枯れ木や倒木などには虫がついた穴だらけの「ブナサルノコシカケ」だったり、死滅した「ブナサルノコシカケ」となります。木が枯れて倒木してしまいますと、「ブナサルノコシカケ」も死滅してしまいます。風倒木には、この「ブナサルノコシカケ」は、発生することはほとんどありません。このような倒木に似たようなサルノコシカケが発生していることがありますが「ブナサルノコシカケ」ではありません。山などで枯れ立ち木に見られる「サルノコシカケ」はこの「ブナサルノコシカケ」です。

 つりがねたけ

写真は「ツリガネタケ」です。写真では大きさがよくわかりませんが、「ツリガネタケ」の大きさは、大きくて5cm大です。またこのように倒木に密集して発生するのがほとんどで、立ち木に発生することはまれです。また枯れてぼろぼろになった木にも「ツリガネタケ」はよく発生しています。「ブナサルノコシカケ」はこのようなことはありません。同じ木に発生していることもありますが、「ツリガネタケ」は地上2m位までで、それ以上の高さに出ることはありません。外観は写真で見ると良く似ていますが、大きさや、切断面は全く違います。切断面はむしろ「コフキサルノコシカケ」に似ています。この「ツリガネタケ」の大型サイズが、「ブナサルノコシカケ」といわれていますが、こんなに違うのになぜか「不思議」です。癌などに効果のあるサルノコシカケに「ツリガネタケ」がありますが、写真の「ツリガネタケ」ではなく、「ブナサルノコシカケ」を指していると考えられます。

 こふきさるのこしかけの発生状況

「コフキサルノコシカケ」は、「ブナサルノコシカケ」同様、ブナの木に発生します。でも「ブナサルノコシカケ」と違い、発生は非常に少なく見つけることは困難です。「ブナサルノコシカケ」と「コフキサルノコシカケ」は、同じブナの枯れ木に発生しますが、同じ木に発生していることはありません。「コフキサルノコシカケ」は、参考書などによると市街地の枯れ木や、朽木に発生していたり、里山周辺の身近に発生しているように書かれているものもありますが、見かけることはほとんどありません。「コフキサルノコシカケ」は、「ブナサルノコシカケ」と違い、倒木にもよくでています。木にびっしりと付いているために、木から剥がすことは並大抵ではありません。道具が無いと採取は困難です。「コフキ」と「ブナ」の違いは、この発生状況でも見分けられますが、断面から判断するのが一番わかりやすい判定になります。

 ぶなさるのこしかけ

「ブナサルノコシカケ」の採取品ですが、写真の「ブナサルノコシカケ」は、若くてきれいな「ブナサルノコシカケ」です。裏側にも虫の穴が無く、形もきれいです。このような若い「ブナサルノコシカケ」は本来は少なくて、年数のたったものがほとんどです。外側の輪は、年輪を表すといわれています。輪が多ければ多いほど年数の経過した「ブナサルノコシカケ」です。外観の色はこのように若い新鮮なものほど乳灰褐色が多く、そのほか「はかま部分」が茶褐色のものや、年数の経過が進むと汚れた灰褐色を呈します。「ブナサルノコシカケ」は色も多様ですが形も多様です。小さい幼年期ほど形は多様です。大きくなるにしたがって半円形状になってきます。「ブナサルノコシカケ」は、年数が経ちますと虫が入ることがおおくなります。年数の経過とともに虫の数も増えて、木の勢力が弱まり枯れ木状態が進行すると、栄養分を木から吸収できなくなり、木についたままで、「ブナサルノコシカケ」は、死滅しぼろぼろになってしまいます。また木も衰弱してまもなく倒木することとなります。

 こふきさるのこしかけ

「コフキサルノコシカケ」の外観は、表面の色が茶褐色をし、年輪の部分が複数になってゴツゴツしています。形は半円形状ですがどちらかというと円錐状の半円形という感じです。「ブナサルノコシカケ」と比較しますと、硬く、重く、とても頑強にできています。また虫が入らないと思われていますが、年数の経過したものには入っていることもあります。図鑑などでは、傘の表面は灰褐色、灰色などで、ココア状の粉を吹いて茶褐色「ココア色」になるとありますが、そのような灰色や、灰褐色の「コフキサルノコシカケ」は、見かけたことはありません。「ブナサルノコシカケ」を、「コフキサルノコシカケ」と混同しているように思われます。「コフキサルノコシカケ」は意識的に探しても見つけることは困難です。偶然に見つけるぐらいですので、採取は困難です。

 「ぶな」「こふき」さるのこしかけ比較・・1.外観表面

写真左側灰色のものが「ブナサルノコシカケ」、右側茶褐色のものが「コフキサルノコシカケ」です。外観表面の色はこのように大きく違います。でもときどき「ブナサルノコシカケ」は外部表面の色が茶褐色状のものを見つけることがあります。外観だけでは見分けがつかないことがありますが、その他、石突部分(木と接している部分)や、手での感触(柔らかいか、硬いか)等でも判断がつきます。でもたくさん見ていないとわかりにくいかもしれません。

 「ぶな」「こふき」さるのこしかけ比較・・2.裏側

サルノコシカケの裏面を観察して見ましょう。「ブナサルノコシカケ」は写真では左側の明るい乳白色です。「ブナサルノコシカケ」は、若くて新鮮なものや多くはこのように乳白色ですが、発生状況によっては茶褐色だったり、湿気の多い場所や、死滅に近いものは、黒色だったりすることがあります。「コフキサルノコシカケ」は、写真では右側で黄色の混じった白黄色ですが、「コフキサルノコシカケ」の場合若い新鮮なものほど裏側は白色ですが、採取時に触れたり傷つけたりしますとこのように黄色に変色します。それから年数の経過したものや、湿気の多い倒木に発生するものは、茶褐色が多く採取後の変化はほとんどありません。  

 「ぶな」「こふき」さるのこしかけ比較・・3.断面

「ブナサルノコシカケ」「コフキサルノコシカケ」の違いが明確に判断できるのは、断面です。果肉の色が「ブナサルノコシカケ」は、黄土色ですが、「コフキサルノコシカケ」は、明確な「チョレート色」です。もっと断面で顕著なものは、断面の形状です。「ブナサルノコシカケ」は傘表面に近いほうが、断熱材のような綿状の様相をして、裏側に近い部分が積層状の茶色となっています。「コフキサルノコシカケ」は断面が全て一様に積層状のようになっています。この断面を確認することで、両者の違いが判断できます。  

 「ぶな」「こふき」さるのこしかけ比較・・4.粉砕品

「粉砕」したものを比較してみました。まず色の違いがわかります。黄土色とチョコレート色、また手で触った感触も違います。このように「ブナ」「コフキ」の違いは明確です。「コフキサルノコシカケ」は採取量が少なく手に入りにくいので、少ない量を上手に利用するには、「さるのこしかけ酒」にして、ご利用されることをおすすめいたします。少ない量で多くのさるのこしかけ酒をつくれますから。


 
   ぶなさるのこしかけ
発生状況(1)

サルノコシカケは、おもに広葉樹、こちらではブナの木の立ち枯れ木、半枯れ木上に発生します。寄生したブナの木を、弱らせて、風などでの倒木に至らしめてしまいます。寄生しているブナの木を倒木しますと、寄生していたサルノコシカケも腐ってしまい消滅してしまいます。倒木した木に発生することは、あまあり見かけません。似たものが出ていることがありますが、サルノコシカケの仲間です。
発生状況(2)

サルノコシカケは、ブナの立ち枯れ木に発生しますが、どの木にも発生するわけではありません。好き嫌いがあるらしく、発生している木には10数個も、発生します。また枯れ過ぎた木にも興味がないらしく、若い枯れ木を好んで発生するのが多く見受けられます。
発生状況(3)

サルノコシカケのお子さんを撮って見ました。幼稚園のお子さんの握りこぶし位の大きさのものです。若いうちは、「虫」が入りませんが、少し大きくなると虫が入ります。サルノコシカケだけを食べて大きくなる虫がいるのです。このように若いサルノコシカケには、虫も遠慮するのでしょうか、それとも大きく丸々太らせてから食べようという算段なのでしょうか、一説にはこの虫が薬効があるという人もいるのです。
発生状況(4)

サルノコシカケのでてくる状況を観察してみました。このサルノコシカケの赤ちゃんは、木の内側から、 ”メリメリ”と木の表皮を打ち破ってでてきているようです。体全体も柔らかくて、動物の赤ちゃんのように、目を閉じて眠ってでてきたばかりのような、感じのするサルノコシカケの赤ちゃんでした。
発生状況(5)

サルノコシカケは、寄生している木が、倒れたり、腐朽が進むと、自分も生きられないようです。腐朽の進行した木に着いているサルノコシカケは、このように自分も腐ってしまうのです。外や内も腐ってボロボロです。寄生している木は、枯れていても生きていなければならないのです。(生枯れ木・・・?)そんでもって、寄生している木から生気を吸いとって木を枯らすのです。(腐朽菌の役目)でも木が枯れると、自分も死んでしまう・・・?何故なのか不思議です。
発生状況(6)

春に採取したサルノコシカケの木に行って見ました。(発生状況(2)〜(3)の木)幼菌がどの程度大きくなったかを確認するためです。いって見ますと、成菌に近い大きさに成長しています。6ケ月ぐらいで10cm弱ぐらいの大きさになっています。他の木も見てみますと、新たな幼菌がでていました。サルノコシカケの出る木はI本で10数個でるのですがこのような木は次から次へと、サルノコシカケの製造工場のように発生するようです。
原型品付け根の状況

ブナなどの木に接着している部分です。このところからブナの生気を吸い取っているのでしょう、とても接着力が強く、剥がれにくいものです。このぐらいの接着力があれば猿が座っても大丈夫でしょう。この付け根のところは、古くなると湿気や、虫が入るので、傷みやすい部分です。この付け根を見てサルノコシカケの古い、新しいを判断できます。古くなるとこの部分がブヨブヨになって、中の肉の方にも影響を及ぼします。
サルノコシカケ(幼菌)

サルノコシカケの幼菌です。サルノコシカケは、木から出てしばらくはこのように無垢な白色の状態です。触れると全体が柔らかで、フワフワしています。マシュマロのように弾力のある感じがします。
サルノコシカケ原型品

サルノコシカケが更に成長しますと、傘の上部や、下部分に模様があらわれます。上部の模様は筋状で、半円形上に縞模様にでてきます。下の部分は、色も灰色状に変わってきます。このような状態のサルノコシカケは、まだまだ若いサルノコシカケです。もちろん虫もついてなく寄生している木の太さや、木の状態によっては成長も早くどんどんおおきくなります。木は、枯れ状態が進行している木は駄目で、これから枯れようとしている木が最適な木のようです。
双子のサルノコシカケ

サルノコシカケにも双子があるようです。サルノコシカケ同士が結びついています。双子のサルノコシカケは一人子よりも、大きくなる傾向があります。
サルノコシカケ原型品

採取場所や生育条件などで、色や形はさまざまです。サルノコシカケに似た仲間に、「ツガサルノコシカケ」があります。おもにサルノコシカケは、広葉樹に寄生し、ツガサルノコシカケは、針葉樹に発生します。こちらでは、針葉樹に入ることはほとんどありません。針葉樹林に入らないために、ツガサルノコシカケもほとんど採取することはありません。でも、ツガサルノコシカケも広葉樹に出ることもあるということなので、採取していることがあるのかもしれません。
似た仲間(1)

サルノコシカケには、仲間がたくさんあります。何か半円形をして、固ければサルノコシカケかなと思うかもしれません。見分け方は、まず倒木には、発生してないことです。次に広葉樹に発生することです。まずはこの2点を覚えればほとんどは大丈夫です。少し高度になりますが、採取して中の断面を見て見分けることができます。断面色は黄土色〜茶褐色であること、断面が綿上と積層状になっていることで、見分けがつきます。
似た仲間(2)

この仲間は立ち枯れ木にくっついていますので、サルノコシカケと良く間違えます。近くに行きますと、体がぼさぼさなのですぐわかります。採取して中を見ますと、サルノコシカケは上表面と、下部分とに分かれていますが、これらの偽者は二つに分離していることはほとんどありませんので引き割ってみることで、サルノコシカケかどうか判断がつきます。
若いサルノコシカケの 断面

先ほどの、外観が良いサルノコシカケの断面を見てみます。写真からはわかりにくいのですが、積層状になっている部分がまだ明確に現れていません。全体が綿状のようなもので形成されています。色もまだ茶褐色にはなってはいません。木肌色のようです。
虫(1)

サルノコシカケを切断していくと、白い小さな幼虫がいることがあります。この虫も若いサルノコシカケほど小さく、大きく古いサルノコシカケほど大きい幼虫にであいます。幼虫は、積層版に穴を開けて巣を作っています。食欲は余り無いのかもしれません、それともサルノコシカケが固いので、多く食べられないのかもしれません。食べつくすのを怖がって計画的に食べているのかもしれません。いずれにしてもあまり食べてないようです。上部の綿状の部分には住まずに、下の積層版状にだけ住んでいます。
虫(2)

嫌がる虫さんを引きずり出してみました。この手の虫さんは、フキの中にいたり、トチの実にいたり、栗の中にいたりするのと似ています。虫が入っていることで薬効が高いといわれている、「またたび 虫エイ」は、虫が効果があるとされています。きのこでも「冬虫夏草」は、昆虫そのものも利用するようです。人によっては、この虫が効果があるというのです。
蒸す
若いサルノコシカケにも、古いサルノコシカケにも、虫の大きさや、数は違うものの、サルノコシカケには、虫が入っていると思わなければなりません。そのまま粉砕して乾燥させることもできますが、虫をはいったままにしておくと、食い尽くされてしまいます。やはり虫の入ったままの効果よりは、蒸して虫や雑菌を処理して清潔に粉砕するほうが良いと思います。サルノコシカケは、固くて内部のほうまでは中々熱が浸透しにくいので、じっくり一時間ぐらい蒸す必要があります。
  蒸したら乾燥を

蒸した後は、乾燥です。乾燥後に粉砕するよりは、蒸した直後のほうが柔らかくなっているために粉砕はやりやすいです。採取後直ちに蒸してやり、蒸したら粉砕する流れが、効率が良いと思います。原型品で乾燥するのは、自然の天日だけですと、気候条件や湿度の関係で難しいものです。その面からも、粉砕して乾燥させる事をお奨めします。
  粉砕品の 乾燥

風通しの良いところで乾燥させましょう、天気も良く、湿度も少ないような気候状態ですと3〜4日位で十分に乾燥することでしょう、原型品ですと、乾燥させたと思っても湿度が高くなると、乾燥具合が悪いとまた湿気を呼び込んでしまい中々厄介です。
  乾燥品の袋詰め

乾燥させましたら、袋詰めにして保管です、ビニール袋などに入れて保存しておいて、使用するとき必要な分のみ取り出します。
   針葉樹のさるのこしかけ
針葉樹

針葉樹とは木の葉の先端が針のようになっている木を指しますが、松の木の仲間がほとんどです。寒い地域にはこの針葉樹が山の大半を占めます。北米、ロシアなどからの建材の輸入材はこの針葉樹です。北海道はこの針葉樹と白樺の木の仲間が多いようです。この針葉樹に発生する「さるのこしかけ」を「ツガサルノコシカケ」と呼んでいます。やっと見つけたカラマツの木に出ていた「さるのこしかけ」です
ツガサルノコシカケ・・その1

木から採ってみました。カラマツの木の臭いがします。また表面は青緑がかった色が、乳白色のところどころにあります。ちいさな「さるのこしかけ」で8cmぐらいでした。これが・・・「ツガサルノコシカケ」?????わからないのでもっと他にないだろうかと探しましたが、見つかりません。・・貴重な一個です。
針葉樹のモミサルノコシカケ

針葉樹の倒木に、小さなさるのこしかけがでています。これは「モミサルノコシカケ」でした。「モミサルノコシカケ」は「ツガサルノコシカケ」と違い、発見数量は少ないものの何箇所かで見ることができました。広葉樹に出る「ツリガネタケ」に似ていますが腐っているものが少なく、立派なのです。「ツリガネタケ」のようにびっしりと発生はせずに、所々に小さいものが付いているのでした。。
コフキサルノコシカケ

倒木に偶然みつけた「コフキサルノコシカケ」です。倒木の種類はわかりませんが・・林の状況から推測しますと白樺などの広葉樹の仲間のようです。周辺に「ナラタケ」がおびただしく発生していましたから・・「コフキサルノコシカケ」は、全くおなじものでした。きれいに粉を拭いてチョコレート色になっています。
ツガサルノコシカケ・・その2

「ツガサルノコシカケ」の採取量が少ないので、北海道の知り合いから「サルノコシカケ」を、手に入れました。期待していたものとは違うサルノコシカケが、届いたのです。これで「ツガサルノコシカケ」がどちらなのかわからなくなってしまいました。やっぱりもう一度北海道に行って見るしかないかと思ってしまうぐらい違うものなのです。。
・・ツガサルノコシカケその2の断面・・

断面を見ることにしました。断面はどのサルノコシカケとも違う断面です。この断面からみるとカイメンタケに似ていますが、姿形は違うのです・・・・う〜〜む・・わからない・・これがほんとの「ツガサルノコシカケ」????なの・・
ブナサルノコシカケ

ブナサルノコシカケの外観と断面を見てみます・・・やっぱりちがいます。「ブナサルノコシカケ」には、他のサルノコシカケと区別が付く特徴がはっきりあります。
コフキ サルノコシカケ(断面)

「コフキサルノコシカケ」の断面を見てみました。これはこちらの「コフキサルノコシカケ」と全く同じす。
・・ツガサルノコシカケその1の断面・・

「ツガサルノコシカケその1」の断面を見てみました。きれいな断面です。・・「ブナサルノコシカケ」とは違う断面です。これで「ツガサルノコシカケ」「ブナサルノコシカケ」とは、全く別の「サルノコシカケ」ということがわかりました。
モミサルノコシカケの断面

「モミサルノコシカケ」の断面はこちらの「ツリガネタケ」とちょっと似ています。きれいな積層状になっていて、裁断はとても楽です。
サルノコシカケの比較

サルノコシカケを並べてみました。写真では小さくてわかりませんが、各々特徴があって 別々のものだということがよくわかります。

   さるのこしかけの利用方法
保存品を取り出す

保存しておいたサルノコシカケを、必要な分のみ取り出します。      
計量

細かくした乾燥品を、取り出して、煎じます。煎じる量は、一人分一日15gが目安です。水の量は、15gに500ccが目安です。これは一人で一日分です。
計量

「サルノコシカケ」15gを計量してみます、ほんのすこしです。
計量

水500ccを計量してみます。計量カップなどが,無い場合には、ペットボトルの小さい物が、500cc入れですので、それをご利用ください
煎じる

サルノコシカケ15gと、水500ccを、いれまして、煎じます。時間は1〜2時間が目安です。はじめ強火で、沸騰しましたらとろ火に変えてじっくり煎じます。水が蒸発して少なくなりますので、時々追い水をしてやります。煎じる器も、土器製があればそのほうが熱の伝わりガ穏やかで煎じるには適します。
鍋の湯の中にサルノコシカケノの養分が溶けて、色が茶色になっていきます。2時間位の 時間が来ましたら、火からおろします。
鍋の湯の中にサルノコシカケノの養分が溶けて、色が茶色になっていきます。2時間位の 時間が来ましたら、火からおろします。
煎じたものを濾す

火からおろして、保存する瓶に移します。そのときに煎じ汁以外の「カス」を取り除くために布などで濾します。また煎じカスは、他に利用しますので投げないでください。
保存する

濾した瓶詰めは、冷蔵庫に保存します。飲むときに必要な量だけ取り出して、飲みます。
ペットボトルの利用

ペットボトルにいれておきますと、手軽に利用できますので、こちらがおすすめです
飲むときは、少し薄めて飲みます。一回に茶のみ茶碗一杯、が目安です。一日3杯ぐらいです。
飲むときは、少し薄めて飲みます。一回に茶のみ茶碗一杯、が目安です。一日3杯ぐらいです。

一般的には、サルノコシカケと、他を、混ぜてお飲みになっている方が多いようです。(カイガラタケ、カワラタケ、クマササ、モミジカサ等など)
じっさい飲むばあいは、お湯や、冷たい氷水などに、注いで飲むほうが多く、また飲みやすいようです。
仕事場や、台所において、お茶代わりに飲むと、手軽に愛用できます。写真は、色の濃いほうがサルノコシカケ、薄いほうが木天蓼水です。また煎じカスは、洗顔用に利用したり、入浴剤として利用します。


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