吐血は食道か胃からの出血でおこります。大量の出血が一時に起こると、その血液はそのまま口から吐き出されます。少量の出血は、そのまま吐き出されることはなく、嘔吐があったときに始めて吐き物にまじって出てきます。
嘔吐ではなく、口から吐いたつばのような物に、少量の血液が混じっていたからといって、胃から出血したのではないかと心配する人がいますが、これは重い過ごしです。というのは、ごく少量の物が胃から食道に向かって、あるいは食道の内部を下から上に向かって逆流することはありません。かりに胃に少量の出血があったとしても、そのものだけが食道をさかのぼって口から出されることはないのです。
それで吐血は、大量の出血の場合に血液そのものを吐き出すか、あるいは少量の出血の場合に吐き物にまじって出てくるか、どちらかのあらわれ方をします。
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