止血法の実際

圧迫包帯 指圧止血

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止血法
止血法の実際
● 清潔なガーゼで圧迫包帯  ● 心臓に近い動脈を押える  ● 負傷部分は心臓より高く
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★ 止血法の実際
 
 日常生活でよく経験する程度の出血は、だいたいが圧迫包帯ですみますが、けがの場所によって止血法が違ってくることはいうまでもありません。

 指からの出血
 傷口にガーゼを当て、その上を反対の指で圧迫します。出血はやがて止まりますから、落ち着いて、包帯を巻きます。

 手からの出血
 手のひらには、血管が多く走っていますので、深く切ると出血はかなり多量になることがありますが驚くにはあたりません。これもガーゼを当て、じゅうぶんに圧迫し包帯を巻けばよいのです。

 前腕からの出血
 これもふつうの圧迫包帯でよいでしょう。止血帯の必要なときは、前腕でやらず、わきの下の少し下がったところの腕の内側の脈どころ、上腕部の液窩動脈に行います。指圧でとめるときも、同じ部位を圧迫します。

 上腕からの出血
 上腕の場合も、まず圧迫包帯をしますが、指圧止血あるいは止血帯を施すときは、前腕の場合と同じで上腕の液窩動脈の部位に行います。指圧のときは、骨に向かってしっかりと指圧します。

 大腿部からの出血
 圧迫包帯をするとともに、股動脈を指で強く圧迫します。また同時に、座布団や毛布を高く積んだ上に下肢を乗せて、静かに休ませます。

 足からの出血
 足の裏を切ったときなど、どくどくと血が出ることがありますが、やはりガーゼを当てて圧迫包帯をします。足指からの出血も同じです。指の側面に傷があるときは、指の間にガーゼを入れてから包帯をします。

 腹や胸からの出血
 厚めのガーゼを傷口に当てて、三角巾で圧迫します。

 頸部からの出血
 頸部からの出血は急激です。このときの止血処置こそ、患者の生命を救うかどうかの大切な瀬戸際になります。落ち着いて、頸動脈を骨(頸骨)の方に向かってしっかり押えます。手じかに何もなければ、手のひらでも何でも良いですから、傷口にしっかりあてて出血を最小限にとどめます。また、包帯をする場合には、呼吸ができる程度の圧迫包帯にとどめる必要があります。
 
 
止血法のポイント
止血法の種類
・ 圧迫包帯法 ・ 指圧止血法 ・ 止血帯法
 
止血法の実際
 
 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 
 
傷を受けた
大けがをした
出血、血を吐いた、下血した
止血法
急に意識を失った
けいれん・震え
はげしい頭痛
はげしい胸痛
呼吸が苦しい、
せきがはげしい
はげしい嘔吐、腹痛、下痢
目をけがした
骨折、脱臼、ねんざ
からだの各部を打った
やけどをした

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