人体の骨は、強い耐久力を持っていて、引っ張られたり、押さえつけられたりしたときに耐えるかたさは、真鍮や鉄のかたさと同じくらいです。しかし、強い打撃を受けるとその硬い骨がいろいろな形に折れます。しかし打撃の方向、条件によっては以外に弱い外力によっても骨折します。
● 骨折の見分け方
骨折をしているかどうかは、次のようなポイントで判別できます。
疼痛がある
骨折が起これば、必ずはげしい痛みを伴います。打った部分に異常な痛みを訴えるようでしたら、その深部に骨折があると考えてよいでしょう。
変形が見られる
ふつう、骨折のある患部では、形が変わっています。骨自体(骨髄)からの出血と、骨の周囲の筋肉や血管からの出血(内出血)とによってはれ上がるのです。重い骨折のときには、特にはっきりとわかり、手足などでは、「くの字」型に曲がったり、よじれたり、短くなったりします。骨盤と大腿骨の接合点(股関節)の骨折では、骨折した部分の足は極端に短く見え、足が上がらなくなります。
ショックが起こる
骨折では、ほとんどの場合ショックを起こします。つまり、顔色は青くなり、冷や汗をかき、呼吸や脈拍は弱まります。
その他
手足の骨折では、指や腕を曲げたり、歩いたりの運動ができなくなります。患部にさわると、骨のくずれていることがわかったり、折れた骨の先が触れ合う音を聞くこともあります。
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