● 肺や胸膜に病気のあるとき
気管支ぜんそく
気管支ぜんそくの発作が起こると、患者は座位または中座位で、ぜいぜいと呼吸をします(起座呼吸)が、これは、この姿勢が患者にとって楽だからです。ふとんや机などを、からだの前部あるいは背中にあてがい、寄りかかれるようにしてやりましょう。
患者の呼吸は、せかせかと浅いのがふつうですが、発作をおさめるのには、腹式呼吸や横隔膜呼吸など、息を腹に深く吸う方法が適しています。
気管支ぜんそくは、心因的(精神身体医学的)思案も考えられるので、心を落ち着かせることも大切です。
● 肺炎・気管支炎・肺気腫
肺炎や気管支炎のときにも、急に呼吸が苦しくなることがあります。高齢者に多い肺気腫でも呼吸困難を起こすことがよくあります。軽いものは、安静にしていればおさまることが多いのですが、呼吸困難が激しいときには、酸素吸入を行います。
自然気胸
はげしい胸痛とともに、急に呼吸が苦しくなることがあります。自然気胸を起こしたためです。静かに寝かせておくだけでおさまることもありますが早く医師にまかせたほうが安心です。
その他
胸膜に水がたまったり、胸膜の疼痛のため呼吸が苦しくなることがあります。このときは、病気のある側を下にして寝かせ、呼吸を整えさせると楽になります。
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