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脳腫瘍の症状 片まひ
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★ 脳腫瘍の症状
 
 ● 片まひ
 脳卒中などによらない、徐々に進行して来る片まひも注意を要する症状です。この症状は、腕あるいは脚から始まり、進行してくるとともに顔面にまでおよぶことが多いものです。

 まひは躯幹に近い方が軽く、末端にいくほど重くなるのがふつうです。たとえば、腕の場合では、肩やひじは比較的動かせるが、手関節や指がうまく動かせなくなったり、股関節や膝関節の運動は比較的よくできるのに、足関節やかかとの動きが悪くなったりします。
 

 ● 頭痛
 最も多い症状で、脳腫瘍全体の約90lに見られます。この頭痛には軽いものから一時的なもの、持続的なもの、あるいは発作性のものなどいろいろありますが、ことに頑固な頭痛に、吐きけ、嘔吐を伴うものにはじゅうぶん注意が必要です。

 頭痛を訴える場所は必ずしも腫瘍のある場所と一致せず、頭全体に訴えるもの、目の奥のほうに訴えるもの、前頭部、あるいは後頭から頸部や側頭部に訴えるものなどいろいろです。
 
 ● 吐きけと嘔吐
 頭痛と関連して起こることが多く、だいたい頭痛が起こると同時に吐きけが起こり、それがはげしくなると嘔吐を起こすという場合が多いものです。しかし小児では吐きけがなくいきなり嘔吐する場合があります。

 小児の場合は、訴えがはっきりしないので、嘔吐があるとすぐにいの病気を考えがちですが、脳腫瘍の可能性のあることも常に考えておかなければなりません。特に朝起きて、いきなりはげしい嘔吐をし、あとはけろりとして食事を取るなどは、脳腫瘍の可能性が非常に高いものです。
 
 ● 目の症状
 見がかすむ、ものが二重に見える、視野の両側が欠けて真ん中しか見えない、視野の右側、あるいは左側が欠けて片側しか見えないなどに症状があらわれます。また眼球の動きが悪くなるとか、眼球が早いリズムで自発的に左右、時には上下に動くこともあります。

 特に目の症状で注意しなければならないのは、視力が著しく低下したあとでは、せっかくの脳の手術が成功しても、必ずしも視力が回復せず、またまれにそれを契機にして失明することもあるので、早期に専門医に診断することが大切です。
 
 
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 病気を発見したりなおしたりするのはお医者さんですが、医師のいる病院へ行くかどうかを判断するのは自分自身。また、乳幼児がいる場合は親の責任です。それらを正しく判断できるようにするために、症状についての知識を持っておくことが必要となります。「症状でわかる病気」では身近に起こる症状を紹介しています。参考にしていただければ幸いです。
 
 

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